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2024-03-21 12:00:00
わたしと星のこと
星占いは昔から身近だったけれど、
西洋占星術はどこかむずかしそうで、
ちょっとアヤシイ……
そんなふうに思っていた時期もありました。
でも、なぜか心のどこかでずっと気になっていて。
ある日、思いきって学びはじめたのが、
わたしと星との物語のはじまりです。
最初におどろいたのは、
「星って、こんなにロジカルなんだ」ということ。
惑星の動き、天体の意味、角度(アスペクト)──
すべてにルールがあって、
まるで“宇宙の言語”のようでした。
でも、いちばん魅かれたのはその先にある“感覚”の部分でした。
同じホロスコープでも、読み手によって解釈が違う。
誰かの視点があるからこそ、星のことばは深まっていく。
「この人はこう読むんだ」
「わたしはこう感じた」
「どちらも、きっとその人にとっての真実」
そんなふうに、
“ちがい”を見せ合える星の世界に
やさしく包まれたような気がしたのを、今でも覚えています。
昔のわたしは、
つい「正しさ」や「答え」を探していました。
でも、星を学ぶうちに、
少しずつ変わっていった気がします。
正解は、ひとつじゃなくもていい。
むしろ、それぞれのちがいこそが、
その人らしさであり、輝きなんだって。
人と比べずに、自分のリズムで生きる。
自分に素直に「いいね」って
言えるようになったのは、
星と対話するようになってからかもしれません。
占星術は、
未来を予言するものではなくて、
自分らしく選んでいくための、静かな道しるべ。
誰かとちがっても、
同じでなくてもいい。
星は、そんなふうに
そっと背中を押してくれる気がします。
星と月とくらす Yuri