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【4月28日|牡牛座の新月】ことばより先に、感覚が目をさますとき
ことばより先に、感覚が目をさますとき
𓂃𓈒𓏸
2025年4月28日(月)の早朝
牡牛座で新月を迎えます
空の下では、ゆっくりと
静けさが広がっていくような時間
こころの奥に沈んでいた
小さな“わたしの感覚”が
すこしずつ
音のない朝にほどけていく
「これが好き」
「これはいやだ」
ただそれだけの感覚を
大切にしていいと、思い出させてくれるような
そんな新月です
────────────
🌱 この新月がくれるメッセージ
この新月のテーマは
「わたしの土台を整える」こと
外側の評価やスピードにふりまわされず、
自分の“感覚”を信じる時間です
それは、がんばることをやめるというより
「わたしに合ったやり方に、そっと戻ってくる」ということ
肩の力をぬいて
呼吸を深くして
この身体で、この気持ちで
生きている“今”を感じる
そんな“わたしの中心”に光が射すような
地に足のついた新月です𓂃
────────────
🌿 星のうごきから見えてくること
今回の新月は、牡牛座7度・1ハウス
「わたし」という場所に月と太陽が訪れます
こころと身体が一致して
新しいサイクルのはじまりを告げるような配置
さらに、1ハウスの天王星と
12ハウスの金星・海王星・土星・キロンたちが調和していて
**「わたしの奥に眠る美しさ」や
「まだことばにならない感情」**にも光が当たります
それは、誰かと分かち合う前の
まだやわらかい、あなただけの感覚かもしれません
また、4ハウスの火星と10ハウスの冥王星が真向かい合う配置では
**「しずかな決意」と「行動するエネルギー」**の両方が刺激されます
外に向かうより、まずは内側をととのえること
そのうえで、必要なタイミングで
“本当にたいせつなこと”へ力を注げそうです
────────────
🕯 ラッキーアクション
・「すき/きらい」を紙に書いてみる
・足の裏を感じながら、深呼吸(裸足も◎)
・お気に入りの香りを取り入れてみる
・ちょっと贅沢にOKを出す
(ひとくちスイーツでも◎)
────────────
✍️ さいごに
牡牛座新月は、
“わたしらしい心地よさ”を育てていく時間
まわりと比べずに、
過去の「こうすべき」にも縛られずに
まずは、小さな「これでいいかも」を
大切にしてあげることから𓂃𓈒
それがやがて、
あなたをしっかり支えてくれる
“感覚の土台”になるはずです
無理をしなくても
いそがなくても大丈夫
この新月が、あなたの「本音」と「安心」を
そっと結びなおしてくれますように𓂃☽
Yuri(星と月とくらす)
𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸
🌙 Instagramでは
今日の「星ことば」として
毎朝、その日の星のリズムを
そっと差し出す
一言手紙のようにお届けしています🕯
日々のゆらぎや、気分の波に
寄り添うような星のことばです
そして、こちらの新月・満月メッセージは
ちょっと特別な“節目のお便り”𓂃𓈒𓏸
2週間ごとの切り替えのタイミングに
心をととのえるヒントや
立ち止まるきっかけをお届けできたらと思っています☽
星の谷の住人たち|#04 蟹座さんがぬくもりをくれる朝
🌙 星の谷の住人たち
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
星座同士にも人間関係のように
じつは“ちょっとした関係性”があります
ぜひこの場所で星たちの関係性を
物語で感じてみてくださいね
🍿 星の谷が初めましての方へ
まずは、はじまりの物語をお読みください
[星の谷はじまりの物語へ]
🏕 今回は──
夏のはじまりに生まれた
蟹座さんが主役
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜 登場する星たちの関係性 〜
・蠍座さん:調和/120度
価値観が似ていて安心できる存在
・山羊座さん:補完/180度
正反対だけど深くつながれる存在
・天秤座さん:緊張/90度
ちょっとムッとすることも...
でも、刺激をくれる存在
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
📚#04:蟹座さんがぬくもりをくれる朝
「おはよーございまーす!」
まだ湯気の立つ食堂に
山羊座さんの元気な声がひびく
「このテーブル、脚ゆるんできてるかも」
「あとで直しとくね」
建築士の視点は、今朝もぬかりなし
その勢いに、蟹座さんは思わず吹き出す
「ちょっと、朝から飛ばしすぎよ〜」
甘さひかえめのプリンを差し出しながら、
やわらかく声をかける
「ねぇ、少しは肩の力ぬいても、
だれも怒らないよ?」
「ふふ、またやっちゃったね」
山羊座さんは照れたように笑いながら、
スプーンを手に取る
𓂃
「今日は満月だし、ゆれてる子が多そうだね」
ふわりと現れた天秤座さんが、
いつものやさしい声で言う
「うん……
でも、気持ちが動くって、大事だと思う」
「でも、あなたが背負いすぎないようにね」
そのひと言に、
蟹座さんはちょっとだけ背筋を伸ばした
𓂃
ふと、入り口に気配 ──
蠍座さんが無言で
野の花の小さな束をテーブルに置いていく
今日も目だけ合わせて、すぐに帰っていった
「……また気づいてくれてたのね」
落ち込んでいるときほど
そっとあらわれる花束
蟹座さんはそっと花瓶に花をさし
ちいさく深呼吸をひとつ
「さあ、朝ごはんの時間よー!」
その声に、食堂のイスがきゅっと鳴る
今日もまた、この食堂のあたたかさで
村の一日がやさしくはじまっていくのです𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
𓂃
📗 星の谷|キャラ図鑑
Cancer
ごはんと心をあたためる
やさしさのひと
声のトーンで察する
気づかないふりして出す、優しさプリン
▪︎趣味
季節のジャムづくり
編みかけのマフラーを育てること
▪︎元気になる色
ミルクティーベージュ、ラベンダー
▪︎癒されるアロマ
カモミール、ローズ、マンダリン
守ってくれる心の安全基地
“ 人に相談しない自分 ”と、 仲直りできた日
昔から、悩みごとがあっても
あんまり人に相談するタイプじゃなかった
家族や友人たちが嫌いなわけでも
人間関係に困っていたわけでもないのに
「なんで私って、こういうとき誰かに話そうと思わないんだろう?」って
ふと、自分の“距離感”が気になることがあった
「なんか、閉じてるのかな」
「もっと誰かに頼れたら、楽なのかな」
そんなふうに感じて
ちょっと自分に落ち込んだ日もありました
でも、西洋占星術に出会ってから
その理由が、すこしずつわかってきたんです
わたしの火星は、水瓶座の12ハウス ──
「自分のやり方は、自分で決めたい」っていう星でした
迷っているようで
ほんとうは自分の中にちゃんと答えがある
だから、誰かにアドバイスされると
逆に混乱しちゃうこともあったんです
金星は、山羊座の12ハウス ──
「安心感」や「喜び」は言葉にするより、
静かに自分の中であたためたいタイプ
嬉しいことがあっても「ねぇ聞いて!」って
すぐに話せるわけじゃなくて
“じんわり”が、ちょうどいい
そして、月は魚座で 1ハウスにいます ──
感情はちゃんとあるのに
誰かと話すと相手の反応に引っぱられちゃって
自分が何を感じてたのか、わからなくなることもある
だから「やっぱり話さなきゃよかったな」って
後から静かに疲れちゃったり
…そうか。
これ、ぜんぶ星に出てたんだなと
でもだからといって、
誰の話も聞きたくなかったわけじゃないんです
昔は、占いに行くのも好きでした
親しい人には言えないのに
ぜんぜん知らない占い師さんにはスラスラ話せたりして 笑
今なら、その理由もちゃんとわかります
わたしの水星と海王星は11ハウスでコンジャンクション
理屈だけじゃない
やさしくて深いことばが、心にしみる配置
誰かの感情に巻き込まれない
「第三者のことば」だからこそ
安心して受けとれることって
たしかにあるなって思います
そして今は、
自分で星を読めるようになってきたから
外に相談するより“自分の星に聞く”ことが
いちばんしっくりくるんです
西洋占星術は誰かに話さなくても
自分の静けさの中で気づけるツールでした
だからもう、「相談しない自分」にも
落ち込まなくなりました
この記事を読んでくれている人のなかにも
「誰かに話すのがしんどい」って感じてる人が
いるかもしれません
でもそれ、きっと“閉じてる”んじゃなくて
「内側の静けさを、ちゃんと守っている」だけなのかもしれません
わたしの個人レッスンでは
そんなふうに、自分との距離感を
やさしく整えていけるような
そんな時間になればいいなって思っています
いま、レッスンのリニューアル準備も
進めているので
星とじっくり向き合ってみたい方は
どうぞお楽しみに𓂃
ことばにするより、感じていたい
でも、必要なときには
ちゃんと導かれるようにできている
そんな自分に出会えた日が
西洋占星術を学んでよかったことのひとつです
星と月とくらす Yuri
星の谷の住人たち|#03 双子座さんが風を運ぶ朝
🌙 星の谷の住人たち
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
星座同士にも人間関係のように
じつは“ちょっとした関係性”があります
ぜひこの場所で星たちの関係性を
物語で感じてみてくださいね
🍿 星の谷が初めましての方へ
まずは、はじまりの物語をお読みください
[星の谷はじまりの物語へ]
🏕 今回は──
春と夏の季節の間に生まれた
双子座さんが主役
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜 登場する星たちの関係性 〜
・水瓶座さん:調和/120度
価値観が似ていて安心できる存在
・射手座さん:補完/180度
正反対だけど深くつながれる存在
・乙女座さん:緊張/90度
ちょっとムッとすることも...
でも、刺激をくれる存在
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
📚#03:双子座さんが風を運ぶ朝
「あそこのカフェ、
また新メニュー出たって〜!」
朝の広場に、双子座さんの声が響きます
今日も“ちょっとそこまで”のはずが
気がつけば両手いっぱいの話題を
おみやげに帰ってくる、風のレポーター
𓂃
「それ、もうちょっとまとめてから話して?」
乙女座さんは手にメモ帳を持って
すこし困ったように眉をひそめます
だけど結局は、双子座さんの話を
ひとつひとつ丁寧に整理してあげる
ツンデレなお世話係
「でもその話、発信したらおもしろくない?」
塔の上で空を見ていた水瓶座さんが
ふいに声をかけてきます
「この村にも放送局、つくろうよ」なんて、
風の仲間ならではのとんでもアイデアも
双子座さんはにっこり楽しげ
𓂃
「なるほど……
つまり“この星の魅力”ってことだね?」
そんなやりとりを聞いていたのか
いなかったのか──
ベンチに座って空を眺めていた射手座さんが
ゆるっと立ち上がります
「じゃあ、次はとなり村にも行って
レポートしてみる?」
ふと顔を上げた双子座さんに
射手座さんがうれしそうに返します
「よし、それ、もう“旅”じゃん!」
そしてどこからともなく
地図を取り出して地面に広げ始める射手座さん
──地図は逆さまだけど、目の奥はまっすぐ
「この道の先には、
どんな人が暮らしてるのかな?」
ぽつりとつぶやいたその言葉が
双子座さんの心に風を吹かせます
𓂃
広場で拾った話題が、点じゃなくて線になる
“ここ”と“どこか”がつながって
世界がふわっと広がる感覚
「うん、書けそう……
今の、いいタイトルになるかも」
あっという間に次の風が生まれていく
双子座さんのひとことで
村の一日はふわっと広がりながら
また新しい話題へと動き出すのです𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
𓂃
📗 星の谷|キャラ図鑑
Gemini
最新の風を届けるひと
歩けばだいたい知り合い
ときどきあえて“やさしいスルー”
▪︎趣味
カフェの新メニュー巡り
謎ポエムづくり
▪︎元気になる色
ミントグリーン、レモンイエロー
▪︎癒されるアロマ
ペパーミント、レモングラス、ユーカリ
聞こえてくるのは──
誰かの面白いひとことを
星の谷の住人たち|#02 牡牛座さんの心地いいをつくる朝
🌙 星の谷の住人たち
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
星座同士にも人間関係のように
じつは“ちょっとした関係性”があります
ぜひこの場所で星たちの関係性を
物語で感じてみてくださいね
🍿 星の谷が初めましての方へ
まずは、はじまりの物語をお読みください
[星の谷はじまりの物語へ]
🏕 今回は──
春の真ん中に生まれた、牡牛座さんが主役
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〜 登場する星たちの関係性 〜
・山羊座さん:調和/120度
価値観が似ていて安心できる存在
・蠍座さん:補完/180度
正反対だけど深くつながれる存在
・獅子座さん:緊張/90度
ちょっとムッとすることも...
でも、刺激をくれる存在
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📚#02:牡牛座さんの心地いいをつくる朝
朝の光が、静かに差し込む頃
村の片すみにある小さなお店に
ふわりと紅茶の香りがひろがります
牡牛座さんのアンティーク雑貨店は
今日も変わらず、やさしくて豊かな空間
ひとつひとつに想いをこめて
並べられた器や古道具たちが
まるで呼吸しているみたいに
ぬくもりをまとっています
𓂃
「また、こっそり在庫、増やしたでしょ」
いつものように山羊座さんがやってきて
棚の奥の箱に目を留めます
「えっ、バレた…?」
牡牛座さんは、照れくさそうに笑いながら
ふわっとお茶を差し出します
「まぁ、でもそのセンスは本物だものね」
山羊座さんはお茶を受け取りながら
そっと棚の高さを整えてくれます
そこへ、ふらりと蠍座さんが来店
じっと棚を見つめたあと、静かに一言
「これ、前と微妙に変えてない?」
牡牛座さんの目がぱっと輝きます
「うん、気づいた?
置き方、ほんのちょっとだけ変えたの」
誰も気づかないような小さな変化を
深く見てくれる蠍座さんの視線
ふたりの間には
ちょっと特別な沈黙が流れます
𓂃
その空気を割るように、扉がバン!
と開いて──
「ねぇ!これ、めっちゃかわいくない!?」
元気いっぱい獅子座さんが
両手にド派手な布を広げながら登場
「ん〜、うちには合わないかも…」
牡牛座さんが困ったように苦笑すると
山羊座さんと蠍座さんが目配せしながら
「そっと裏にしまっておこう」
と無言の連携プレー
にぎやかさとあたたかさに包まれながら
牡牛座さんのお店には、
今日も“本物のやさしさ”がそっと息づいています𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
𓂃
📗 星の谷|キャラ図鑑
Taurus
“本物”を愛するひと
その人のぴったりを選ぶ
隠し味がだいたい分かる
▪︎趣味
お気に入りの器でお茶を飲む
綺麗な便箋集め(たまに眺めてうっとり)
▪︎元気になる色
アースカラー、ローズベージュ
▪︎癒されるアロマ
ローズ、イランイラン、サンダルウッド
朝、村を歩くとふわっといい香り──
それは、牡牛座さんの小さなお店から
扉を開けると、香りと音とぬくもり
お気に入りの器や古道具
こだわりの紅茶の缶が 静かに並んでいます
気づけば棚も倉庫も
その空間が心地いいのは
今日も村に “安心” と “本物” を