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星の谷の住人たち|#10 山羊座さんが、はじまりを支えるとき
🌙 星の谷の住人たち
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
星座同士にも人間関係のように
じつは“ちょっとした関係性”があります
ぜひこの場所で星たちの関係性を
物語で感じてみてくださいね
🍿 星の谷が初めましての方へ
まずは、はじまりの物語をお読みください
[星の谷はじまりの物語へ]
🏕 今回は──
冬のはじまりに生まれた
山羊座さんが主役
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜 登場する星たちの関係性 〜
・牡牛座さん:調和/120度
価値観が似ていて安心できる存在
・蟹座さん:補完/180度
正反対だけど深くつながれる存在
・天秤座さん:緊張/90度
ちょっとムッとすることも...
でも、刺激をくれる存在
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
📚#10:山羊座さんが、はじまりを支えるとき
今回は、星の谷のみんなが
もう少し若かった頃のお話し𓂃𓈒𓏸
「やっぱり、わたしには無理かも……」
蟹座さんはバスケットを抱えて、
足元を見つめていた
その中には、
新しい食堂の試作スープが入っている
あたたかい湯気とやさしい香り
けれど、本人は浮かない顔だった
「……誰も来なかったら、どうしよう」
山羊座さんは
蟹座さんのとなりに立ち、ぽつりと言った
「じゃあ、ちょっと寄り道しようか」
𓂃
まず訪れたのは、アンティーク雑貨店
──牡牛座さんのお店
店に入ると、
木と紅茶の香りにふわりと包まれる
「牡牛座さんが、
初めて相談に来たときはね……」
山羊座さんが話しかけたとき、
「なにも説明できなかったよね」
牡牛座さんが、微笑みながらあらわれた
「“たぶん、こういうのが落ち着く”って、
それしか言えなかったの」
山羊座さんも、そっと笑う
「でも、それが一番、伝わってたと思うよ」
「言葉が足りなくても、山羊座さんは、
ちゃんと“わたし”を読んでくれたんだと思う」
そう言って牡牛座さんは、
茶葉の缶を手渡してくれた
「新しいお店にどうぞ
わたしのいちばんのお気に入り」
蟹座さんは、胸に抱くように受け取った
𓂃
つぎに訪れたのは、村のギャラリーカフェ
──天秤座さんのお店
柱の前に立つと、
山羊座さんがふっと苦笑いする
「……ここはね、正直、大変だった」
「えっ、そうなの!?」
目を丸くする蟹座さんの前に
ライラック色のストールが揺れる
「ようこそ〜♪
今日は建築現場じゃなくておさんぽ?」
天秤座さんは嬉しそうに
思い出し笑いをこぼす
「あのとき、
山羊座さんすごい顔してたよね〜」
「“この柱、細いほうが可愛い!”って、
10回は言った!」
山羊座さんは肩をすくませながら、
「……結果的に、この柱、人気なんだよな」
と、ポツリ
天秤座さんはくすくす笑いながら、
店の奥から小箱を持ってきた
「これ、あなたのお店にも合うと思う」
中には、真鍮の小さなベル
「音って、気配にもなるから
ドアにつけるといいよ♪」
蟹座さんが、ベルをそっと鳴らす
カラン、と軽やかな音が響いた
𓂃
帰り道、ふたりは少しだけ静かに歩いた
蟹座さんが、
ふと立ち止まってつぶやいた
「……ねえ、あの草の広場に
食堂があったら、どう思う?」
山羊座さんは、
すこしだけ口元をゆるめて答えた
「朝の光がよく入るし、風も通る──
火を入れるには、ちょうどいい場所だと思う」
蟹座さんは、小さくうなずいた
「……わたし、やってみようかな」
その言葉を、
山羊座さんは、ただ静かに受けとった
𓂃
── それから数年後
あの広場には、朝から湯気のたつ食堂がある
窓を開け、火を入れるのは、
あの日の蟹座さん
山羊座さんが、
ゆるんできたテーブルの脚をしめていると
「ちょっと、朝から飛ばしすぎよ〜」
蟹座さんの声がふわりと飛んできた
そして、甘さひかえめのプリンが
そっと差し出される
不安そうに足元を見ていた
蟹座さんはもういない──
今日もまた、山羊座さんは
星の谷で土台をととのえながら
みんなの未来を、静かに支えている𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
𓂃
📗 星の谷|キャラ図鑑
Capricorn
未来の土台を、そっとととのえるひと
海外でも小さなかばんひとつで行ける
集合場所にいつも一番はやく着いてる
▪︎趣味
毎朝、同じ手順でコーヒーを淹れて整う
村の滝めぐり(滝行したいと思ってる)
▪︎元気になる色
モスグリーン、スモーキーラベンダー
▪︎癒されるアロマ
ベチバー、サイプレス、フランキンセンス
星の谷の住人たち|#09 射手座さんが、新しい地図を広げるとき
🌙 星の谷の住人たち
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
星座同士にも人間関係のように
じつは“ちょっとした関係性”があります
ぜひこの場所で星たちの関係性を
物語で感じてみてくださいね
🍿 星の谷が初めましての方へ
まずは、はじまりの物語をお読みください
[星の谷はじまりの物語へ]
🏕 今回は──
秋と冬の間に生まれた
射手座さんが主役
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜 登場する星たちの関係性 〜
・牡羊座さん:調和/120度
価値観が似ていて安心できる存在
・双子座さん:補完/180度
正反対だけど深くつながれる存在
・乙女座さん:緊張/90度
ちょっとムッとすることも...
でも、刺激をくれる存在
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
📚#09:射手座さんが、新しい地図を広げるとき
射手座さんは
毎晩、焚き火をしながら
夜空を見上げるのが日課だった
その夜は、
火の揺れ方がいつもと違っていた
なんとなく気付いていた──
(そろそろ “どこか” が呼んでいる)
……それは まだ知らない自分の声かもしれない
空を見上げて、そう思ったとき
ある人の顔が浮かんだ
𓂃
翌朝、向かったのは、
いつものハーブ屋さん
「遅かったわね、今日も」
乙女座さんが、
カウンターの奥から現れて、腰に手をあてる
「今週中に取りに来てって言ったに…
聞いてたの?」
「うん、うん、聞いてたよ〜
でも、今日は来たから、セーフでしょ?」
「ぎりぎりね」
射手座さんはちょっと笑って
出されたブレンドハーブを受け取った
「財布は? 地図は? あと、メモとか」
「あるある……たぶん」
「“たぶん”って何よ」
乙女座さんはあきれながらも
小さな袋を差し出した
飴、絆創膏、予備のタオル──
「いつもありがとう
……これで、安心して迷えるや」
乙女座さんはため息をひとつ
「ほんと、ほっとけないんだから」
とブツブツ言いながら、
いつもの仕事に戻っていった
𓂃
広場を通ると風のように、
双子座さんが駆け寄ってきた
「ねぇねぇ聞いて!地図にない場所に
星のカケラが落ちてたらしいの
拾ったら願いが叶うって話で──」
「……それ、どこの情報?」
「となり村の誰かの
誰か……の夢の話かも?笑」
射手座さんは、ふと立ち止まった
(ワクワクする…
でも、それって本当に探す意味があるのかな?)
風の音が、
すこし遠くなったような気がした
𓂃
そのとき、背後から声がした
「……ワクワクするなら、行ってみない?」
びっくりして、ふり返ると──
牡羊座さんが準備万端の顔で
リュックを背負い、空を見上げている
「……って、なんでいるの?
誘ってないけど?笑」
「風がいい感じだったから」
どこまでもピュアで、まっすぐな目
「ほら、行こうよ!」
射手座さんは肩をすくめて、ふっと笑った
始まりの火をくれるのは、やっぱりこの人だ
空を見上げると
雲のかたちは、さっきよりも自由で
風もまた、ゆっくりと動きはじめていた
「さぁ、出発しよう!」
射手座さんと牡羊座さんの足音が
風の音とまじわりながら重なっていく
𓂃
射手座さんが旅に出るのは
まだ知らない自分に出会うため
そして、その背中が
誰かの 新しい地図をそっとひらくこともある
星の谷には、射手座さんの
「あなたはどこへ行きたい?」の声が
今日もあたたかい風にのって、
ひろがっていくのです𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
𓂃
📗 星の谷|キャラ図鑑
Sagittarius
まだ見ぬ世界へ、わくわくを届けるひと
フェスも哲学も、全力で楽しめる
風の匂いで方向とタイミングがわかる
▪︎趣味
偉人の名言をこっそり手帳に書きためる
旅に出る(ちょっとそこまでが別の国)
▪︎元気になる色
ターコイズブルー、サフランイエロー
▪︎癒されるアロマ
ジュニパー、メイチャン、ベルガモット
と、風のように誘う
いつの間にか、
自分のリズムを置いてきてしまうことがある
旅のはじまりになっている𓂃𓈒𓏸
星の谷の住人たち|#08 蠍座さんと 星灯(ほしび)まつり
🌙 星の谷の住人たち
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
星座同士にも人間関係のように
じつは“ちょっとした関係性”があります
ぜひこの場所で星たちの関係性を
物語で感じてみてくださいね
🍿 星の谷が初めましての方へ
まずは、はじまりの物語をお読みください
[星の谷はじまりの物語へ]
🏕 今回は──
秋の真ん中に生まれた
蠍座さんが主役
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜 登場する星たちの関係性 〜
・魚座さん:調和/120度
価値観が似ていて安心できる存在
・牡牛座さん:補完/180度
正反対だけど深くつながれる存在
・獅子座さん:緊張/90度
ちょっとムッとすることも...
でも、刺激をくれる存在
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
📚#08:蠍座さんと 星灯(ほしび)まつり
星の谷の奥にある資料館──
古い地図や祭りの記録、言い伝え、
表向きは、どこにでもある資料館
でも、いちばん奥の扉の向こうには
最後まで出せなかった手紙や
捨てられない贈りもの
誰かの手放せなかった想いが
そっと、保管されている
それらを、ずっと見守っているのが
蠍座さんの、もうひとつの役目だった
𓂃
資料館を閉めると
蠍座さんは、毎晩どこかへと向かう
ランタンと記録帳を手に向かうのは、
大きな木がある、空にいちばん近い丘──
その木は『星の木』と呼ばれ
もう何年も花を咲かせていない
観察記録が十年たった頃、
枝のひとつに、小さな蕾をみつけた
「いよいよか……」
そう呟くと、彼女はそっと姿勢を正した
𓂃
翌朝、蠍座さんは
蕾の意味を確かめるために
星の谷の古い資料を、そっと読み返していた
────
『星灯(ほしび)まつり』
─ 出典:星の谷のはじまりより ─
星灯まつりとは、
手放せなかった想いや願いを、空へ還すための習わしである。
誰かの準備がととのうと、星の木に蕾がつき、
その想いが空へ還ったとき、心の灯りとなると伝えられている。
— 実施の条件 —
・星の木が蕾をつけた年の、最初の新月に行う
・まつりの合図は、想いの守り人が知らせる
・まつりは、光を創る者の手で執り行うこと
────
蠍座さんは、パタンと資料を閉じた
𓂃
その日の午後、
魚座さんがふわりと、資料館を訪ねてきた
「星の木の上に光が降ってくる夢を見たの」
蠍座さんは 深くうなずいた
「やっぱり……そうだよね」
それだけで、ふたりには十分だった
夕暮れどき、
牡牛座さんが訪ねて来て、ぽつりと言う
「そろそろ あの手紙……手放していいかも」
それは、もう何年も前からある手紙だった
「あなただったのね……」
蠍座さんは、胸の中でつぶやいた
𓂃
翌日、蠍座さんは重い腰を上げ、
演出家の獅子座さんを訪ねた
星の谷で光を創る者──
獅子座さんで、間違いないはず
「次の新月、星灯まつりです」
「ついにきたね!
最高の光で還す準備をしておくよ」
迷いのない、太陽みたいな笑顔に
蠍座さんは、肩の力が少し抜けた
𓂃
そして、
星灯(ほしび)まつりの夜──
風は止み、星の木のまわりには
もう手放してもいい想いや記憶が
小さな灯りとともに、集まってくる
獅子座さんの合図で
やさしく光を放ちながら、
次々と夜空へ還っていく
夜風にのって𓈒𓏸
魚座さんのハープの音が美しく響いていた
言葉にならない想いたちを
そっと包むような音色だった
ふと、蠍座さんは
牡牛座さんの姿を見つけた
資料館ではまだ少し寂しそうだった顔に
やわらかな笑顔が咲いていた
「これが、星灯まつりか……」
蠍座さんの心にも
小さな灯りが、ともった
𓂃
翌朝の資料館、
とくに変わったようすはない
でも、奥の扉に眠る想いたちは
どこか、やわらかく 息づいているようだった
星の谷の奥深く──
蠍座さんは、今日も変わらず
まだ手放せない想いたちを
静かに、見守っています𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
𓂃
📗 星の谷|キャラ図鑑
Scorpio
記憶と想いを、静かに見守るひと
オーラで語る(本人は無自覚)
プロローグで犯人を察する
▪︎趣味
星の木の観察日記(そろそろ10年目)
推しの記念日を、こっそりケーキでお祝い
▪︎元気になる色
ボルドー、アッシュピンク
▪︎癒されるアロマ
サンダルウッド、パチュリ、ローズ
誰かの出せなかった手紙が眠っている
蠍座さんの役目
星の谷の住人たち|#07 天秤座さんの ちぐはぐさえも ととのう朝
🌙 星の谷の住人たち
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
星座同士にも人間関係のように
じつは“ちょっとした関係性”があります
ぜひこの場所で星たちの関係性を
物語で感じてみてくださいね
🍿 星の谷が初めましての方へ
まずは、はじまりの物語をお読みください
[星の谷はじまりの物語へ]
🏕 今回は──
秋のはじまりに生まれた
天秤座さんが主役
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
〜 登場する星たちの関係性 〜
・水瓶座さん:調和/120度
価値観が似ていて安心できる存在
・牡羊座さん:補完/180度
正反対だけど深くつながれる存在
・蟹座さん:緊張/90度
ちょっとムッとすることも...
でも、刺激をくれる存在
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
📚#07:天秤座さんの ちぐはぐさえも ととのう朝
季節のマルシェの朝
この日は、天秤座さんがととのえる
“心地よさ”のマルシェ
おいしいものと、ちいさなアート、
音楽のうつくしいハーモニー
“ここにいると、心地いい” を
そっと形にして届ける日だった
光の角度、カップの配置、花の影 ──
天秤座さんは静かに
空間の息づかいをととのえていく
𓂃
「寒そうだから、これ置いとくね」
蟹座さんが、ふわっとブランケットを差し出す
天秤座さんは、にこりと笑って受け取った
ただ、ほんの一瞬だけ手が止まった
本人さえも気づかないくらいの一瞬 ──
「はいはい、ベージュでしょ?」
そして、イスのうしろから
ぴったり壁になじむブランケットが登場した
「……なんで、わかったの?」
「いつものことだからね」
天秤座さんは、思わずふっと笑ってしまった
自分で押さえ込んだ本音にふれてもらうって
こういうことなのかもしれない
𓂃
そこへ、扉がバンッと開く音 ──
「できたー!!見て見てっ!」
勢いよく飛びこんできたのは、牡羊座さん
手には、大きな画用紙
真ん中には やたらとツヤツヤした、真っ赤な絵
「さっき、オムライス食べてたらさ、
ケチャップが“描け”って言ってきた!」
「朝の衝動シリーズ、第一弾!」
……
一瞬、天秤座さんの頭が真っ白になる
(展示予定にはない……よね?
じゃなくて、ケチャップ!?)
そのとき、蟹座さんがそっとひとこと
「今朝、うちでオムライス食べてたの……
そういえばお皿が、やけにピカピカだったわ」
𓂃
混乱しそうになる空気のなか、
水瓶座さんがひょっこり現れる
「偶発性のバランス。いいね。」
「食卓から生まれる、
未来のECOアートって感じ」
そのひとことで、天秤座さんの肩から
すっと力が抜けていった
(……未来っぽい。
なるほど、そういう見方もあるのね)
「じゃあ、……入り口の横に飾ってみる?」
「うわ、ここ最高じゃん!!
今から、アーティストってことだよね!?」
天秤座さんは、
ほんの少し目を見開いたけれど
ゆっくり瞬きをしてから、クスッとわらった
(衝動で走れるって、実はちょっと憧れる)
𓂃
今日の空間はいつもより、
ちぐはぐで、自由だった
整えすぎないやりとりも
言葉にならない気持ちも
それでもきっと、調和って呼んでいい
星の谷の、毎度ちぐはぐなマルシェは
天秤座さんのおかげでやさしく心地よくととのうのでした𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
𓂃
📗 星の谷|キャラ図鑑
Libra
空間のハーモニーを奏でるひと
誰にも気づいてもらえない気配り
パジャマでもおしゃれ着だと思われる
▪︎趣味
季節に合わせたクッションカバー選び
美術館のベンチで、ぼーっとする
▪︎元気になる色
アイスブルー 、 ライラック
▪︎癒されるアロマ
ゼラニウム、ベルガモット、ネロリ
軽やかに響かせてくれています𓂃𓈒𓏸
【5月13日|蠍座の満月】 変わっていく途中で、ふかく結びなおすとき
変わっていく途中で、ふかく結びなおすとき
𓂃𓈒𓏸
2025年5月13日(火)1:54頃
蠍座で満月を迎えます
空の下には、
すこしひんやりとした静けさと
心の奥に灯る、あたたかい光が差しこんでいます
この満月が照らすのは
「ほんとうの自分と、ほんとうの願い」との結びなおし
どこかで置いてきた
“本音”や“願いのかけら”に
もう一度、そっとふれたくなるような
そんな再会のような時間です
────────────
🌱 この満月がくれるメッセージ
蠍座の満月は、
いったん深く沈んでから、
ふたたび浮かびあがるようなタイミング
だれかと心を通わせること
ひとりで自分を抱きしめること
そのどちらにも、
**「本気で関わる覚悟」**が必要なのだと、
この満月はそっと教えてくれます
変わっていく途中で
「このまま進んでいいのかな」と
立ち止まりたくなることは
きっと、わるいことじゃない
今はまだ言葉にならなくても
ちゃんと意味があるから
────────────
🌿 星のうごきから見えてくること
今回の満月は、蠍座22度・8ハウス
ジュノーとぴったり重なり、
牡牛座太陽・天王星(2ハウス)と真向かい合います
**「誰かとの深い絆」と「自分の本音や価値観」**が
静かに引きあい、浮かびあがってくるタイミングです
・がまんしすぎてきたこと
・本当は望んでいたのに、言えなかったこと
・誰かに合わせすぎて、忘れていた自分の輪郭
そういった感情がふわりと現れて
「ほんとうはどうしたいの?」と
問いなおされるような時間です
さらに、1ハウスに土星・海王星・金星・キロンが集まり、
**「わたしとして、どう生きていきたい?」**
という問いも浮上しやすくなっています
変わりたい自分と、まだ不安な自分が
そっと隣にいるような
そんな、揺らぎと深まりの満月です
────────────
🕯 ラッキーアクション
・「誰かの期待」ではなく「わたしの願い」に耳をすませる
・“やめていいことリスト”をつくる
・目を閉じ、自分の輪郭をなぞるように深呼吸
・お守りのような香りやアイテムを身につける
────────────
✍️ さいごに
この満月のすこし前には、
冥王星が逆行をはじめました
そしてこれから、
土星も木星も天王星も
つぎつぎと「新しい星座」へと旅立っていきます
時代は大きく衣を着がえるように、
わたしたち自身にも静かに問いかけてきます
「その未来は、ほんとうの望みですか?」
「誰かの声じゃなくて、あなたの声で、進めそうですか?」
この満月が
あなたの奥にある願いと、あらためて結びなおす時間になりますように𓂃☽
星と月とくらす Yuri
𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸
🌙 Instagramでは
今日の「星ことば」として
毎朝、その日の星のリズムを
そっと差し出す
一言手紙のようにお届けしています🕯
日々のゆらぎや、気分の波に
寄り添うような星のことばです
そして、こちらの新月・満月メッセージは
ちょっと特別な“節目のお便り”𓂃𓈒𓏸
2週間ごとの切り替えのタイミングに
心をととのえるヒントや
立ち止まるきっかけをお届けできたらと思っています☽