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星の谷ツアー|#07 鏡の橋 ─ 私とあなたを映しだす場所(7ハウス) ─
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🚂 はじめに|星の谷ツアーって?
このページは、星たちの暮らす“12の場所”──
西洋占星術のホロスコープでいう
「ハウス」をめぐる小さな旅です𓂃𓈒𓏸
1ハウスから12ハウスまで、
それぞれの場所の風景を物語にのせてご紹介していきます
🕊はじめましての方や
星の谷の世界をくわしく知りたい方は
☞ [星の谷ツアーのしおり] へどうぞ 🗺
さて、今回は──
星の谷の「鏡の橋」へ出発です𓂃🌿
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🧭星の谷ツアー|鏡の橋
(7ハウス)
「すこし、空気が澄んできましたね」
手しごとの庭をあとにして
きらきら光る小川に沿って進んでいくと──
ゆるやかな流れの上に架かる
ふしぎな橋が見えてきた
ここは──星の谷の「鏡の橋」🪞
近づいてみると、この橋は
渡る人によって、かたちを変えていた
橋の下を流れる水は、
どこまでも真っ青に澄み渡り
水面には、まるで鏡のように
人々の姿があざやかに映り込んでいた
𓂃
👗「ようこそ、“鏡の橋”へ」
川辺のベンチから
天秤座さんがやわらかく声をかけてきた
水色のサマードレスに、白い日傘
水面の光をまとって、川辺のベンチに座っていた
「この橋はね、“誰かと向き合いたい”って
思ったときに、ふと来たくなるのよ」
👓 すぐ隣に、射手座さんが立っていた
今日の射手座さんは、
白いシャツに、パナマ帽
レトロな丸メガネをかけていた
「大切なのは、“どう渡るか”なんですよね」
「どんなふうに言葉をかけるか
どこで立ち止まるか
どこまで、隣にいるか──」
「この橋は、
渡る人によってかたちが変わるんです」
参加者のひとりが、そっと尋ねた
「ケンカしてると、橋もゆれるってこと?」
天秤座さんが、
クスッと笑いながらやさしく言った
「そうね、嵐みたいにゆれる日もあれば、
虹色のアーチになる日もあるのよ」
「心がゆれると、橋もゆれる──
そんなふうにできているの」
𓂃
🌈ふと、射手座さんをみると
虹のアーチみたいな橋を、渡りはじめていた
「こわくなったら、立ち止まってもいいんですよ」
「言葉が見つからないときは、
ただ隣にいてあげるだけでもいい」
「大切なのは、お互いの気持ちに、
“ちゃんと寄り添う”ことなんです」
参加者たちも、それぞれのペースで
おそるおそる、橋を渡りはじめた
風みたいにすいすい渡る人
途中で小雨がふって、傘をさして歩く人
誰かと手をつないで、一歩ずつ進む人──
橋は、その人の“気持ち”に合わせるように
静かに、かたちを変えていた
「さあ、そろそろ次の場所へ向かいましょう
次は──“静寂の森”へ出発です」
今度は、“奥深くに眠るわたし”にふれながら
変容していく時間がはじまります𓂃𓈒𓏸
* * おまけ * *
📘星の谷マガジン
創刊号|星の谷の扉:12の場所をめぐる旅
✦ ✦ ✦
#07|鏡の橋──
『 うつしあうことで、見えてくるもの 』
星の谷の、西に架かる “鏡の橋”
“誰かと向き合いたい”って
思ったときに、ふと訪れたくなる場所
心がゆれると、橋もゆれる──
渡る人によって、かたちを変える不思議な橋
言葉が見つからない日も
うまく距離がつかめないときも
寄り添う気持ちがあれば
この橋は、ちゃんと道になる
✦ ✦ ✦
👒編集部おすすめスポット
『映し鏡の川』
「え、これ川?それとも…わたしの内面…?」
“今のわたし”が映り込む、不思議スポット
※後ろめたいときは、自分と目が合いません
🧘♀️編集部おすすめワークショップ
『気まずさを乗りこえる会』
目をそらしてもOK、沈黙を育ててもOK
不思議とちょうどいい距離感がみつかります
✦ ✦
🫧 編集部からのひとこと
関係がゆらぐときほど、
「ほんとうの気持ち」が見えてくる
それはきっと、やさしさのはじまり
📎発行:星の谷マガジン編集部
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星と月とくらす Yuri