星よみコラム
- 星とわたし
- 星×暮らし
- 星の鑑定書
- 星のまなびノート
- MOON RESET 2025
- 星の谷|星座の物語
- 星の谷|星が暮らす場所
- 星の谷|天体たちのしごと
- 星で読む季節|四季図
- 天体のうごき 2025
- 星と人生のリズム
- 天然石のこと
- MOON RESET 2024
- 天体のうごき 2024
星の谷ツアー|#01 はじまりの広場 ─ わたしが立つ場所(1ハウス) ─
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🚂 はじめに|星の谷ツアーって?
このページは、星たちの暮らす“12の場所”──
西洋占星術のホロスコープでいう
「ハウス」をめぐる小さな旅です𓂃𓈒𓏸
1ハウスから12ハウスまで、
それぞれの場所の風景を物語にのせてご紹介していきます
🌿はじめましての方や
星の谷の世界をくわしく知りたい方は
☞ [星の谷ツアーのしおり] へどうぞ 🗺
さて、今回は──
星の谷の「はじまりの広場」へ出発です𓂃🌞
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🧭星の谷ツアー|はじまりの広場
(1ハウス)
「おはようございます!」
ツアーの集合場所には
朝の光をまとった射手座さんが
にこっと笑顔で立っていた
今日は、透けるような白いシャツに
赤いラインの入ったスカーフをきゅっと巻いて
足もとは、歩きやすいキャンバスのスニーカー
コンパスのついた腕時計をくるっと回して
「さあ、旅のはじまりですよ」と声をひとつ
🌞ここは、星の谷の東のはしっこにある
「はじまりの広場」──
朝いちばんの光が、まっすぐに差しこみ
風も、音も、
まだうまれる前のような静けさが流れている
誰にも決められていない
“わたしのかたち”が、
ふわっと立ちあがるような場所𓂃
射手座さんは、
ゆっくりと歩き出しながら、語りかける
「この広場はね、
まだ何も始まってないからこそ、
“わたしって、どんなひと?”って
問いが自然に浮かんでくる場所なんです」
「だからここでは、
かっこつけなくても、
誰かと比べなくてもいい」
「“自分でいる”って、
たぶんそういうことなんですよね」
🌱少し歩いた先で──
広場の真ん中に立っているのは、牡羊座さん
もうすでにストレッチを終えて
今日の一歩目を踏み出す準備はばっちり
「ん〜〜、この空気!
今日もわたし、
ちゃんと“わたし”してる〜!」
その姿は、誰よりも自然体で
誰よりも今、この場所を楽しんでいる
そして、
まわりにいる他のツアーの参加者たちも
すこしずつ表情がゆるみはじめていた
さっきまで背中を丸めていた人が
すっと背すじを伸ばして
「おはよう」と小さな声で
はじめての言葉を口にする
“わたしがここにいる”という感覚が
静かに、でも確かに満ちていく──
射手座さんは、
そんなみんなの様子を見ながら
やさしく微笑んだ
「この広場には、不思議な魔法があるんです」
「“わたし”を始める準備は、
もうできてるんだよって──
ちゃんと教えてくれるんですよね」
「さあ、そろそろ次の場所へ向かいましょう
つぎは──“恵みの丘”へ出発です」
今度は、“わたしの持っているもの”に
静かに目を向けていく時間がはじまります𓂃𓈒𓏸
* * おまけ * *
📘星の谷マガジン
創刊号|星の谷の扉:12の場所をめぐる旅
✦ ✦ ✦
#01|はじまりの広場──
『 わたし、はじめます 』
星の谷の東にひろがる、
“はじまりの広場”
まだ何者でもない
“わたし”が、ふと立ち止まる場所
朝の空気は、
ちょっとひんやりしていて
鳥の声や風の音が、
ふだんよりもすこし大きく聴こえる
ここを訪れる人たちは、
なんだかみんなそわそわしてる
でも、それも悪くない
なにかが始まりそうな予感に、
心がすこしずつほどけていく──
✦ ✦ ✦
👒編集部おすすめスポット
『名もなき標識』
「← わたし」「→ わたし」「↑ わたし」──
どっちを選んでも、自分に出会う道しるべ
※日によって表示が変わります
🧘♀️編集部おすすめワークショップ
「わたしのリズムを見つける」時間
ただ、“今のわたし” に耳をすますワーク
(うっかり寝てもOKです)
✦ ✦
🫧 編集部からのひとこと
はじまりの広場は、
目的を決めていなくても大丈夫。
ただ立って、ただ歩いて、
ただ深呼吸してみて。
“わたしの輪郭”がふわりと浮かびあがる、
そんな旅の入口です。
📎発行:星の谷マガジン編集部
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
星と月とくらす Yuri
星の谷ツアーのしおり|12の場所をめぐる旅
このページでは、
西洋占星術で使われる「ハウス」という世界を
やさしい小さな物語にして
これから少しずつ綴っていきます
占星術がはじめましての方も
どうぞ気軽に楽しんでいってくださいね𓂃𓈒𓏸
〜
🚂ようこそ「星の谷ツアー」へ𓂃𓈒𓏸
ここから始まるのは、
“星の谷の12の場所”をめぐる 小さな旅
それぞれの場所には、名前があります──
「ひかりの舞台」「静寂の森」「風の窓辺」…
12の場所を巡りながら
星たちの暮らしを感じてみてくださいね
(はじめましての方は…)
🕯星の谷のはじまりのお話しは こちらから
〜
🏡星たちが暮らす“場所”
わたしたちの中には
それぞれの星座(サイン)だけじゃなく
星たちが過ごす「場所(ハウス)」があります
その場所は、12のエリアに分かれていて
朝、東の空から光が差し込み
昼、風が吹きわたるテラスで誰かと語らい
夜は、安心できる場所で、そっと心をほどく
そんな風に、星たちも
それぞれ、必要な場所で過ごしています𓂃
〜
🍿星の谷ツアーに出かけるまえに
「ハウス」と「サイン」
似てるけどちょっとちがうってお話𓈒𓂂𓂃
この物語に登場するのは、
星の谷にある12の“場所”──
「ハウス」と呼ばれるものです
ときどき、その場所とよく似た
“星の住人(サイン)”が
ふらりと顔を出すこともありますが…
じつは、よく見ると ちょっとちがうのです
今回は「ハウス」がメインの旅𓈒𓂂𓏸
くわしい違いのお話は、またあらためて…
まずはゆるっと、雰囲気をお楽しみください𓂃
〜
🌄星の谷の1日のめぐり
朝──東の地平線(ASC)から陽が昇り
正午には、空のいちばん高い場所(MC)へ
夕方、西の空(DSC)へ陽が沈み──
やがて夜がふけたころ
星たちはそれぞれの“家(IC)”で
静かに 休息のときを過ごします
空のなかを、星たちは
朝に昇り、夜に沈んでいきます──
けれど、ここでは“1日のめぐり”ではなく
“心の成長プロセス”として、
1ハウスから順にご案内していきます𓂃
〜
🧭旅の案内人
この旅を一緒にめぐってくれるのは、
村の旅の案内人・射手座さん
「行き先? それは歩きながらのお楽しみ」
なんて、地図とコンパスを片手に
風のように現れては、またどこかへ
🎒ハウスごとに変わる、
“射手座さんの衣装”も、こっそりお楽しみに♪
これから、どんな道を歩くのでしょうか
さぁ──
星の谷の“12の場所”へ、出発です𓂃𓈒𓏸
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🕊 星の谷をめぐる、小さな旅路へ
ここでは、
物語の舞台である“12の場所”をご案内しています
気になる場所から、
そっとのぞいてみてくださいね𓂃𓈒𓏸
〜
🗺 星の谷の12の場所
星の谷:番外編|『星の谷・U7課の極秘ファイル』〜時代はこうしてつくられる〜
ここは、内なる世界に広がる『 星の谷 』𓂃⋆
12人の星座が、それぞれのリズムで暮らす場所
🕯 星の谷のはじまりのお話しは こちらから
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🔭 星のうごきを、物語で感じてみよう𓂃
2025年7月、変革の星・天王星が
牡牛座から双子座へとうつります
“モノと豊かさ”を見直す風を吹かせた
牡牛座のモノさんにかわって、
“ことばとつながり”を運ぶ
双子座のユラさんがやってきます
天王星は、気づかぬうちに
“あたりまえ”を書きかえる星
今回は、星の谷で記録されている
U7課・極秘任務ファイルをもとに
変革の物語をお届けします𓂃
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🏕 星の谷のワンシーン:番外編
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『星の谷・U7課の極秘ファイル』
〜時代はこうしてつくられる〜
⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆ ⋆
🛰️ 秘密組織『 PX-13部・U7課 』とは?
星の谷から遠く離れた場所──
時代のアップデートを担う、秘密の組織がある
その名も──PX-13部
そのなかでも「U7課」は、
7年ごとに星の谷へと送り込まれる特命チーム
彼らは、未来をひらき、風を運ぶ
変革のプロフェッショナル集団「URANUS」
任務はただひとつ──
“新しい時代のアップデート”を、当たり前に根づかせること
担当する星座の領域に沿って、
価値観を書き換えていくエージェントたち
任務が完了すると、その存在は、
住人たちの記憶からふっと消えてゆく
でも、彼らが去ったあと──
不思議と変革の風は、暮らしの中に、息づいている
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🕊️ Episode01.
秘密任務完了・U7課 モノさんの7年間
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
──ある夜、満天の星のもと
星の谷の南にある畑で、
一人、静かに作業をしていたモノさんのもとへ
完了を告げる電子音がピピっと鳴り響いた
* * *
U7課ヨリ通達──牡牛座領域、任務完了
コードネームMONO
帰還モードヘ移行シテクダサイ
* * *
手にしていたジョウロの水が、
土に“ぽとん”と落ちた
「……もうそんな時期か」
モノさんは、しばらく空を見上げた
夜空には、天の川が淡く流れている
7年前、この星の谷にやってきたころは、
まだ「星の金貨」をそっと手渡しあっていた
形あるものを交換しないと、
“わかちあい”は始まらないと思われていた時代
けれど、この7年間で──
「ふれるだけで、伝わる」そんな風の交換が、
村のあたりまえになっていた
「豊かさは、数じゃない
“持たんでも満たされる”ってことやで……」
翌日──
畑にモノさんの姿はなかった
土と野菜の匂いは残っていたけれど、
モノさんの記憶だけが、ふっと抜け落ちていた
でも…
「そういえば、
前よりモノに執着しなくなった気がする」
「“交換”って、楽しいよね……
気づいたら、自然とそうしてた気がするの」
住人たちから、
モノさんの記憶は消えていたけれど、
“あたりまえ”が、たしかに根づいていた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🌬️ Episode02.
新任コードネーム・YURA 着任
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そして──
モノさんが姿を消してから、数時間後
2025年7月7日、夕方
星の谷の北の空に、ふわりと風が舞った
夕暮れの光をまといながら、
ひとつの乗りものが、ゆっくりと降りてくる
それは──
どこか懐かしくて、でもワクワクも詰まった
不思議な乗りものだった
「ふぅ、いい風だねぇ 𓂃𓈒𓏸」
ふわふわした髪に、すこしクセのある口調
荷物は少なく、手には丸めた紙の地図と
なぜか翻訳機のようなものをぶら下げている
星の谷に、
新たな住人「ユラさん」がやってきた
けれど…
その正体は──
コードネーム:YURA
PX-13部 U7課・双子座領域担当
ユラさんの耳元に、そっと交信音が流れる
* * *
コレヨリ任務ヲ開始セヨ
GEMINIフェーズ:
更新対象ハ「言葉・関係性・情報構造」
“伝エル”カラ “通ジル”ヘ
風ノ設計図ヲ定着サセヨ
* * *
ユラさんは小さくうなずき、
空を仰ぎながら、ぽつりとつぶやく
「“話すこと”より、“通じる構造”かぁ」
「ふむふむ、なかなか奥深そうだねぇ𓂃𓈒𓏸」
足元の砂利が、ふっと宙に舞い
新しい風が、星の谷に入りはじめていた
星の谷では、
ただの“引っ越し”として、歓迎ムード
しかし、その裏では、
新しい“時代のアップデート”が静かに始まっていた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🌟“あたらしい”が“当たり前”になるとき
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ある昼下がりの午後──
「“星の谷・自由交換所”って
名前つけたの、わたしなんだよ?」
と、双子座さんがちょっと得意げに話しだす
「“あげる”じゃなくて、
“巡らせる”ほうが、なんか風っぽくない?」
その隣で、ユラさんはふふっと笑いながら
「さすがだねぇ𓂃𓈒𓏸」と、軽く相槌を打つ
少し離れて、蠍座さんが湯気の向こうから
ユラさんをじーっと見つめていた
言葉にはしないけれど、
何かを感じ取っているような、その視線
その気配に気づいたユラさんは、
「……ん?……気付いてる?」
と、一瞬だけ目を泳がせた
「そんなわけないかぁ𓂃𓈒𓏸」
と、すぐに視線を逸らしながら、
空を見上げてつぶやいた
「…モノさん、ちゃんと根づいてるよぉ𓂃𓈒𓏸」
あたらしい風が、
星の谷をふわりと巡りながら
7年かけた、静かな革命が
また、“当たり前”の顔で始まっていく𓂃𓏸
* * おまけ * *
📁PX-13部・U7課|極秘観察ファイル
✦✦✦✦✦✦
提出者:コードネーム〈EYES〉🦂
配属先:星の谷・地下資料館 記録室
✦✦✦✦✦✦
┈┈┈┈┈┈┈
🧳MONO(牡牛座領域)
任務期間:2018.5.16〜2025.7.7
担当テーマ:「物・豊かさ・価値」
【完了ログ】
☑︎ 星の金貨、自然に使われなくなる
☑︎ “巡る”文化が、村の当たり前に
☑︎ モノへの執着が、静かにゆるんでいく
【現場メモ】
MONO氏は任務を終え、帰還済。
畑には香りと、少しのぬくもりだけが残る。
┈┈┈┈┈┈┈
🌬YURA(双子座領域)
任務期間:2025.7.7〜2032.8.4
担当テーマ:「ことば・関係性・情報構造」
【観測ログ】
☑︎「伝える」より「伝わる」がじわりと浸透中
☑︎ 風チーム、天王星の周波数にチューニング済
【現場メモ】
ユラ氏、風にまぎれてすでに浸透しつつある。
※記録者が見られた可能性あり(調査中)
┈┈┈┈┈┈┈
* * * * * *
✍️「あたりまえが変わるって、どういうこと?」
そんな問いが、ふと心に浮かんだあなたへ
ユラさんが運んでくる
“ことば”と“つながり”の風を、
もう少しだけ言葉で
静かに感じてみたくなったら──
天王星のうごきをもとに、
この変化の季節を読み解く読みものをどうぞ𓂃
[コラムを読む]
星と月とくらす Yuri
【2025年|天王星が双子座へ移動】分断を越えて、“ことば”でつながるとき
もう一度、風を通す
── 分断を越えて、“ことば”でつながるとき
𓂃𓈒𓏸
2025年7月7日
“変革”の星・天王星が双子座へとうつります
ふだんは気にすることの少ない「天王星」──
でもこの星は、
気づいたら空気を変えているような
時代の“目ざまし時計”のような存在です
私たちの暮らしの中に
じわじわと変化の波を広げながら、
“あたりまえ”を、そっと書きかえていきます
⏰ 天王星とは?|占星術での意味と役割
天王星は、
約84年かけて12星座をぐるりと旅する星
「社会や価値観のアップデート役」として
約7年ごとに、新しい風を運んできます
キーワードは──
改革・刷新・テクノロジー・自由・目覚め
ちょっと先を歩く未来案内人
ときに電撃のような衝撃とともに
古いパターンを脱ぎ捨てて、新しい視野をもたらします
🌿 天王星が牡牛座にいた7年間の意味
(2018〜2025)
牡牛座があらわすのは、
「モノ・お金・身体・五感・暮らし」
この期間、私たちが“安心”と感じるものが
大きく変化した7年間でもありました
たとえば──
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
・キャッシュレスや仮想通貨の広がり
・サブスク、NFT、「モノを持たない」暮らし
・在宅ワークやフリーランス、副業の浸透
・セルフケアやウェルビーイングへの関心
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
それは、
「豊かさって何だろう?」
「本当に大切なものって、何だろう?」
そんな問いを、私たちに投げかけていた時間だったのかもしれません
そしてこれからの約7年間
天王星は双子座に──
双子座は、
「ことば・学び・移動・情報・関係性」をあらわす風のサイン
ここに天王星が入ることで、
次のようなテーマが浮かび上がってきそうです
🌬️これからの「ことば」と「つながり」
・SNSを見る → SNSの部屋で会う時代に⁉︎
・翻訳アプリ → 自分の声で世界とおしゃべり
・AI × わたし → 本音がスッと出てくる魔法の相棒
📡 「情報」とのつきあい方もアップデート
・一方的じゃない、“通じ合う”メディアの増加
・「正しさ」よりも、「わたしはどう受けとる?」がカギに
🛫「学び」と「移動」も、もっと軽やかに
・教室の外に先生が⁉︎ 世界まるごと学び場へ
・通勤もお届けもスマートに
無人バスや空飛ぶ車が当たり前⁉︎
これは「AIに頼りきる」というより──
「自分では届かなかったところに、風を通してもらう」感じ
手が届かないところを手伝ってもらって
わたしは、わたしの声で、生きていく
それは、人間関係とも、ちょっと似ているのかもしれませんね
📻 前回の天王星双子座期はいつ?──
約83年前の「風の改革」
最後に、
ちょっとだけ時代をさかのぼってみましょう
前回、天王星が双子座にいたのは
第二次世界大戦のさなか、そして終戦後の混乱の時代
戦争によって、情報が制限されていた中でも
「伝えようとする力」はたしかに芽吹いていました
ラジオが広がり、テレビが生まれ、
やがてコンピューターの普及がはじまっていきます
“風を通すテクノロジー”は、悲しみの中からも
未来へつながる窓をひらこうとしていたのかもしれません
✍️ さいごに
あたらしい天王星の風がふきはじめるとき
最初はちょっとびっくりするかもしれません
でもそれは、「いまのわたし」で
次の時代に乗っていくための風の助走
必要なのは「完璧な準備」じゃなくて
ちょっと風にのってみる“好奇心”
ことばも、まなびも、つながりも──
風のように、変わっていくこれからへ
新しい風の使い手たちが
この7年間でゆっくり育っていきそうです𓂃𓈒𓏸
星と月とくらす Yuri
* * * * * *
📖この天王星の流れを
「星の谷の物語」で感じてみたい方へ𓂃
新しい時代の風が吹き始めた日のことを
番外編として綴っています𓈒𓏸
→《星の谷・U7課の極秘ファイルを読む》
【6月25日|蟹座の新月】 “安心”を、わたしの手でつくっていくとき
“安心”を、わたしの手でつくっていくとき
𓂃𓈒𓏸
2025年6月25日 19:31頃
蟹座で新月を迎えます
「安心できる場所がほしい」
「わたしらしくいられる暮らしがしたい」
──そんな気持ちが、
ふわりと浮かび上がってくる新月です
けれどこの新月は、
“与えられる安心”ではなく
“自分の手で育てていく安心”を示しているようにも感じられます
たとえば
毎朝いれるお茶の香り
がんばらないごはん
ちいさな整えの習慣──
そういうものの中にこそ、
ほんとうの「わたしの居場所」が芽ばえていくのかもしれません
────────────
🌑 この新月がくれるメッセージ
この新月は、
「わたしの“ちょうどいい”を育てていく」ための、小さなはじまりです
人と比べなくてもいい
何かに追いつかなくてもいい
自分の暮らしに、
どんな“リズム”や“安心”を根づかせたいのか
あらためて、やさしく見つめ直してみてください
もし今、
「どこに向かってるかわからないなぁ」と感じている人がいたら──
それは、ちゃんと足をとめて
“本音のペース”を取り戻すサインなのかもしれません
何かを手放してもいい
もっとシンプルになってもいい
この新月は、
“わたしにちょうどいい暮らし方”へと
そっと軌道修正してくれるような時間です𓂃
────────────
🔭 星のうごきから見えてくること
今回の新月は、蟹座の6ハウスで
太陽・月・木星がぴたりと重なります
6ハウスは、「暮らし方」「働き方」「整える」など
“日々の営み”に光が当たる場所
そこに、
広がりをあらわす木星が合となることで──
小さなルーティンや、ふだんの選択の中から
“わたしの安心”や“よろこびの種”が広がっていきそうです
ただ今回は、その3天体が
牡羊座の土星・海王星(3H)と緊張関係にあり
「気持ちだけでは動けない」
「理想と現実のすり合わせが難しい」
そんな葛藤も、にじむかもしれません
それでも──
蠍座のMC、乙女座の火星と結ぶ小三角は
「地に足をつけた情熱」と「役割意識」を
静かに支えてくれます
どんなふうに働いていきたい?
誰と、どんなふうに関わっていたい?
社会や人との関わりの中で、
“自分らしく続けられるかたち”を
見直すタイミングです
────────────
🕯 ラッキーアクション
・「毎日これだけはやる」をひとつ決めてみる
・朝の支度や夜の習慣を、すこしだけ丁寧に
・“役に立たないけど、気分がいいこと”を暮らしに取り入れる
────────────
✍️ さいごに
この新月は
“居場所をつくりなおすこと”と
“日常を編みなおすこと”がつながっているような時間です
守られるのを待つだけではなく、
自分で自分をあたためるような
そんな優しさを選んでいくこと
それがきっと、
秋へとつながる道しるべになっていきます
忙しい日々のなかでも
ちいさな気持ちに気づける自分でいられますように𓂃☽
星と月とくらす Yuri
𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸
🌙 Instagramでは
今日の「星ことば」として
毎朝、その日の星のリズムを
そっと差し出す
一言手紙のようにお届けしています🕯
日々のゆらぎや、気分の波に
寄り添うような星のことばです
そして、こちらの新月・満月メッセージは
ちょっと特別な“節目のお便り”𓂃𓈒𓏸
2週間ごとの切り替えのタイミングに
心をととのえるヒントや
立ち止まるきっかけをお届けできたらと思っています☽